ブログ(佐渡島の山と花の状況)

山と花の状況をお伝えするブログです。
開花情報、残雪状況、通行止情報などを掲載していますので、
旅の前に、ぜひチェックしてください。

オヤマボクチ(雄山火口)

山地にオヤマボクチをよく見かけるようになりました。

花茎の先に暗紫色の花を下向きに付けます。

キク科、ヤマボクチ属。アザミ類と言うことです。

 

撮影時に70代位?の女性に何を撮っているのか尋ねられました。

これですよと指さすと・・・ヤマゴボウ!

よくご存じのようでした。

 

これから女性2名で山へサツマイモを堀に行くとか・・・山へ?

どうやら畑が少し高い山にあるとの事で、車が入らないので

ここから一輪車にコンテナを積み向かうそうです。

家の傍に耕作地があるとは限らないのですね。

短い会話の中で心温まるお話が聞けて心が和みました。

このような出逢いもいいものですね。

 

オヤマボクチ

アザミに似てますね

今でも葉は原料として使われているようです。さらには栽培もされているとか!

 

 

ヒレハリソウとホトトギス・・・

見慣れないヒレハリソウ(コンフリー)です。

可愛いお花なのですが・・・こちらは外来種です。

ヨーロッパや西アジアが原産、明治時代に鑑賞用として入ってきたようです。

昭和40年代に健康食品がブームとなり植えられたもので

その後、一部が野生化したようです。

 

ホトトギスはどう見ても国産のものではないようです。

調べてみると西表島には自生しているタイワンホトトギスのようです。

植えられたのでしょうが、それぞれの事情で佐渡の山地にいるのですね。

花が好きな私には見られて嬉しい反面、ちょっと複雑な気持ちになります。

そっと見守って行きたいと思います。

 

ヒレハリソウ

葉の基部から茎の辺りに見られる翼(よく)がひれ状であることから名が付く

草丈は50~60cm位

 

ホトトギス(タイワン)

お花は美しいですね

増えたのでしょうか?ちょっと多すぎますね

美しい果実たち

今年もほぼお花の紹介を終えました。

11月上旬のキッコウハグマの開花まで数種の開花を待ちます。

 

これからの楽しみは・・・やはり紅葉と澄んだ景色ですね。

例年、大佐渡の尾根沿いは10月20日前後が良いのではないかと思います。

標高の低いエリアでは、11月に入ってからとコース選択できます。

もうすぐ山の様子も変わってきます。

楽しみに待つことにします。

 

先週に出逢った美しいと思える果実たちです。

 

ツルリンドウの実

美しさから言ったら・・・一番かもしれません

おなじみのサワフタギの実

こちらも美しいです

一際目立ちます

ガバズミの実

紫式部よりも小型のコムラサキ

逃げ出したのかな?場所は資材置き場の入口

クサギ

たくさんの実を付けています

 

 

 

十月桜咲き始める!

私にとって十月桜は思い出に残るお花です。

昨年は、久しぶりに撮影しました。

今後はしばらく観察してみようと思います。

肝心のお花は・・・まだ数える程度です。

今月後半から来月上旬位が見頃かな?

と言っても多くの花を付けるわけではありません。

もう少し花を付けた姿を見てみたいと思いました。

十月桜は、全体の蕾の3分の1が10月頃から咲き、残りの3分の2は、春に咲く

1年に2回楽しめます。

 

写真撮影:令和6年10月12日(土)

 

十月桜

可憐で愛らしいですね

もう少し花を付けた姿が見たくなりますね

探さないと見つからないかもしれません

見えるお山は・・・ドンデンです!

紅葉シーズンのはじまりですね

 

金北山・妙見山 の紅葉は・・・

大佐渡山地の稜線付近の紅葉は・・・残念ながらまだのようですね。

目立つようになるのは・・・やはり来週位になりそうです。

引き続き来週も確認に出かけたいと思います。

 

写真撮影:令和6年10月10日(木)

 

妙見山

妙見キャンプ場

ナナカマドの実はたくさん付けています

金北山周辺の変化は確認できません

交流センター白雲台からの眺望、真野湾・小木半島の先に・・・

空気が澄んでいて見えます! 妙高山と北アルプス(右)

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