青ネバドンデン山荘
シラネアオイ街道と呼ばれ、一番人気のルート。
早春から初夏まで花に出会える初心者向け。
* 所要時間はあくまでも参考です。脚力や天候によって異なります。充分余裕をもって登山計画を立ててください。
コースの概要
アオネバ登山口
佐渡のトレッキングルートの中で、最もポピュラーなルートで、両津港からも近く、早春の残雪期、晩春の新緑期、無雪期、それぞれに魅力ある花や楽しみがある。
早春から登山口にはトイレもあるので、用足しはここで済ましておこう。大きな看板の脇から登山は始まる。するとまもなく閉鎖となった旧ルートの川沿いから外れ、ピンクリボンと目印を頼りに、尾根にとりつく。リボンを追いかけていくと、旧道への合流の目印として小さな標柱がある。春は至る所に花が咲き誇り、一方で夏道を雪が覆っているので、ルートから外れやすい。ピンクリボンを見失わないでほしい。
一面にオオイワカガミ
ニリンソウ
ヒトリシズカ
シュンラン
カタクリ
合流してから二度ほど川を渡るとユブと呼ばれる広場がある。20人位までなら休憩できるポイントだ。途中落合という看板を過ぎた所も崩落の危険があるため、バイパスとして階段を設けてあるのでそちらを利用しよう。ユブからいよいよ登りはきつくなるが、春に来れば花たちに励まされる事だろう。ルートの右斜面に青い粘土層が見えてきたら峠はまもなくだ。この粘土層が、青ネバの由来です。青ネバ(青粘)層が多い山なので、地滑りも多く、ルートも変化しやすいので、ピンクリボンは有難い。
バイパスして階段を登る
シラネアオイ街道
ユキワリソウ
雪割草
アオネバ十字路はもうすぐ
アオネバ十字路
峠は芝生の広場だ一服しよう。左の斜面にとりつけば、金北山や石花ルートに行く事になるが、右の林道をドンデン山荘へと進む。緩やかな林道を行くと、車道に出る。ここを右折し道なりに行きゲートの脇から左に上がればドンデン山荘だが、車道を左折し、まもなく行くと右の斜面にドンデン池に行くルートがあるのだが、残雪が多い時は分かりにくいだろう。
道中オオミスミソウから、シラネアオイ、オオイワカガミ、ヤマシャクヤクなど多くの花が咲いているが、『とるのは写真だけ、残すのは足跡だけ、お持ち帰りはゴミと思い出』と皆が気をつければ、10年経っても変わらぬ自然を楽しめるだろう。
記号の説明
アオネバ登山口、金北縦走路のバイオトイレは撤去がされました。ドンデン高原ロッジは11月11日より冬季休業となりました。
(令和6年11月20日 現在)
登山口へのアクセス
梅津~ドンデン~入川間(ドンデン線)は冬季閉鎖となりました。
(令和6年11月21日 現在)
地図の入手
詳しい地図「トレッキングマップ」を無料でお送りします。佐渡トレッキング協議会までご連絡ください。