金北山~あやめ池~役の行者~残雪期ルート 花散策日記
2018年6月4日
残雪期に整備した金北東斜面(金北の壁)のロープ回収を予定していたところ、家内から作業後に花散策をしようと持ちかけられ出かけて来ました。新緑のこの時期ロープは地上2~3mの木々の上、なかなかやっかいな作業でしたが、無事完了しました。ジリジリとして待っていた彼女は、私が一息入れる間もなく花散策をはじめた。
あやめ池は新緑の中にたたずみ、カエルの鳴き声や野鳥のさえずりが聞こえ、作業の疲れを癒してくれました。雪解けした東斜面、鏡池、役の行者まではカタクリ・ショウジョウバカマ・シラネアオイ・オオイワカガミ・ズダヤクシュ・エチゴキジムシロ・タムシバ・ミネザクラなどが見られました。また、鏡池の冠水は解消されて登山道は歩きやすくなっていました。夏道を進んでドンデン方向が見えた時、体力があり余っている彼女から天狗の休み場まで行こうと誘われたが、さすがにそれはないだろう・・・と、言う事で残雪期ルートから金北山へ戻ることにした。
初めての残雪期ルートをワッセ・ワッセと登った彼女は、金北山を間近にみて「このルートもありだね」と元気いっぱいに花散策を終えました。途中で出会った白いカタクリやノビネチドリに明日からの活力をもらいました。
帰りの車中で
私「もう山行きはしばらくお休みだね」
彼女「なんで!」
私「だって暑いだろ」
彼女「関係ないね」
いったい私はいつ休めるんだろう・・・。
写真撮影:平成30年6月3日(日)