2019年4月15日
4月14日(日)、本格的なトレッキングシーズンを迎える前に関係機関(ガイド団体、佐渡西警察、佐渡東警察、佐渡消防本部、佐渡市、佐渡観光交流機構、当協議会)の17名による「ドンデン~金北山~白雲台」縦走パトロールを行い、倒木処理や登山道整備、ピンクテープ付け、登山者の人数把握のためのカウンター設置等を行いました。
今年は暖冬から1週間早めにパトロールを実施することにしました。しかし、3月~4月の降雪と低温から例年よりもはるかに多い積雪となっていました。昨年は縦走路の半分くらいが雪に覆われていましたが、今年は9割以上が雪の上を歩くことになりまた。今週からは気温も高くなり融雪もすすむと予想されますが、例年よりも残雪が多いことから十分な装備が必要となります。特に今月中は天候に留意し、無理のない計画をされますようお願い致します。コースには目印のピンクテープをつけてありますが、残雪期用のテープとなっております。連休前に新たにテープ付けを行います。本日の天候は晴れのち雨、雪質は前半は緩みぎみ、気温15℃。金北山周辺はしまっており、気温は5℃。
写真撮影:2019年4月14日(日)
8:07 ドンデン山荘出発
ドンデン山荘入口
佐渡縦貫線は除雪がされていません。
けつソリでショートカット
この先が金北山縦走路入口
金北縦走路~アオネバ十字路間(夏道)のピンクテープ付けを実施。この時期残雪が多いことから残雪期ルートをご利用ください。(案内板あり)
夏道のテープ付け、この先がアオネバ十字路
アオネバ十字路、正面奥より金北縦走路入口
アオネバ十字路よりアオネバ登山道を望む。残雪は多くあります。
金北縦走路入口を登る。下に見えるのがアオネバ十字路
マトネに向かう登山道は2mくらいの積雪あり。
マトネからドンデン、両津湾、加茂湖を望む。
マトネから金北山を望む。
蜀代禿
ツンブリ平の雪渓
ツンブリ平(北西からの風が強く斜面には残雪はありません。)
真砂の芝生
真砂の峰
残雪期ルート、登山道は右にありますが通行不可。
天狗の休場から金北山ルートを望む。
左が役の行者へ向かうルートですが、残雪期は通行不可。直登し残雪期ルートへお進みください。ピンクテープを多くつけておきました。
先発隊の整備の様子。残雪期の金北東斜面は直登していただきます。コースは階段をつけ、ロープが張ってあります。
金北山の東斜面を正面から望みます。あやめ池周辺は新雪が積もっていました。
あやめ池は真っ白な雪原となっていました。この斜面を登ると金北山はもうすぐです。
一段、一段ゆっくりのぼってください。
登りきってからは左におすすみください。
ひとやま越えると金北山頂が見えます。
神子岩、栗ヶ沢、横山登山口へ向かうルートの看板があります。
金北縦走路の残雪、例年6月上旬まで残雪はあります。
金北山頂は残雪が多く、夏道は通行不可。(危険)裏を廻って迂回していただきます。(残雪期のみ、正規ルートではありません)
金北山直下の防衛省管理道路の残雪
通行できるよう道はつけてありますが、十分注意が必要です。
通行の様子
振り返り金北山を望む
ブナ林(防衛省管理道路内)
二の岳裏の防衛省管理道路の残雪、例年はほとんど残雪はありません。
『金北山⇒ドンデン山荘」に向けての縦走は、道が分かりにくいことから当面は見合わせるようお願い致します。』
今年は積雪が多かったため、白雲台到着が17時となり、思いのほか時間がかかってしまいました。