沢口登山道 花散策日記(GW・カタクリ大群生編)
2019年5月6日
昨日、花散策の昼食休みで家内から明日はどこに行くのと聞かれ、今日の花散策がまだ終わってないのに・・・。しかし、早春の花がまだ観られるかもしれない沢口コースが気になっていた。沢口コースは神子岩手前にロープを使う急登や直下の急登があり、彼女にはどうかなと思ったが、頑張るの一言で今日出かけることにしました。
兵庫を過ぎると杉林の中は春の花が咲き始めており、シラネアオイもポツリポツリと咲いています。杉林を過ぎると雪割草やカタクリはピークを過ぎていた。シラネアオイはこのコースもアオネバに負けないくらい咲き始めており、この後が期待できそうです。更に歩を進めると追分付近では、先の先までカタクリが咲いている。辺りは早春の雪割草・キクザキイチゲ・エゾエンゴサク・エンレイソウ・ショウジョウバカマも咲いていた。
一面のピンクの花々の多さに家内は「ちょとクラクラするね」と言って息を呑んで立ちつくす。私は写真を撮るのに夢中でなかなか先に進めない。なごりおしかったが、先日強風で確認できなかった天狗岩の先まで行くことにした。
現地に到着すると雪解けしたばかりの登山道脇では、カタクリ・雪割草が埋め尽くしていた。標高約980mの稜線出口直下から残雪があらわれ、今日の花散策はここまで。
この時期に咲く早春の花々は、一瞬のきらめきを見せて消える、まさしくエフェメラル。よりいっそう愛しく感じます。家内は「頑張ったご褒美だよね」とつぶやいた。
写真撮影:令和元年5月5日(日)